栃木県の家庭教師

栃木県の生徒さんへプロ家庭教師のジャンプからのお知らせ

「およその数」をマスターする段階的指導法

2016/01/05


宇都宮市に住むTさん(小4)は遊びも勉強も全力で取り組む元気な生徒でした。

学校での授業の進みが本人の理解度よりも速いため、理解をする前に次の単元に行ってしまうという状況になってしまい、復習どころか宿題を終わらせるのにやっとでした。

学習塾は生徒が通うことに抵抗を示し、お母様も塾には学校の友達が多く通っているため、本人が勉強以外のことで気をとられるのを心配されていました。

そんな中、家庭教師なら通う必要もなく勉強に集中でき、しっかりみてもらえるとの理由でプロ家庭教師のジャンプに入会されました。

指導科目は算数。

指導初日を迎え、「今、算数はどんなことやってるのか教えて!」

と聞きました。

「えー、わかんない。
だって授業聞いても何言ってるのかわかんないんだもん。」

と、学習内容を把握できていない状態でした。

学級だよりを見せていただくと、「およその数」の学習をしていることがわかりました。

単元の基礎となる用語の確認をしたところ、そもそもの言葉の意味や違いが殆ど理解できていないことが判明。そこで、およその数に出てくる用語(以上・以下、未満、四捨五入、数の位)をまずはしっかり見直すことにしました。
つまり基礎に戻って、教科書に書かれている内容をより細かく噛み砕いて説明するところから始めたのです。

その際、

以上・以下の以の意味は、その数も入るって意味なの。だから、4以上・4以下って言われたら、4も入るんだよ。

その他の~より大きい・小さい、未満はその数は入らないから、以上・以下だけしっかり覚えておくと良いよ。

とポイントを明確に示し、ここだけしっかり覚えればできる、これだけだったら簡単と思ってもらえる内容の指導を心掛けました。

ただ文字を追って教科書を読むだけでは理解にはつながりません。

生徒が自分の力で解くことができるように、段階を踏むことで、つまずきの部分を明確化し、補っていきました。

ここでポイントとなったのは、飽きずに楽しく覚えることができ、且つできたことへの達成感も覚えてもらえるようにすること。そのために問題も「1枚の紙に1問」を徹底しました。B4サイズの紙に一問だけ。同じサイズの紙に数字やパターンを少し変えるなどした類題を作成し、質量ともに十分こなせるように工夫しました。

すると、

2以上8以下って、以上だから2も入るんだよね!

だから3,4,5,6,7で、8は…、以下だから…、入る!

2,3,4,5,6,7,8だ!

と生徒自身に、(知っているから答えたい!)
という欲求が生まれてきました。

言葉の意味がわかるようになると、問われていることが理解できるようになりました。

学校の授業では次々に新しい言葉が出現し、理解が曖昧なままで次の言葉を覚えようとするため、前に習った単元の言葉とどのような違いがあるのかわからないまま進んでしまうということが起きがちです。

そうならないよう、四捨五入や数の位の場合も用語の意味を解説し、問題を実践しながら理解を深め、類題を反復することで反射的な知識の活用を目指しました。

指定の位を四捨五入して指定の位の数にする問題では、

234って、十の位が3だから、3と4は0にしても良いんだよね。

だとか、

1500は百の位は5だから千の位が1繰り上がって、2000だ!

と問いに答えられるようになりました。

最初は1問1問に時間がかかっても、問題数をこなすうちに、作業スピードも加速しました。

それでも、慣れてくると

あれ?4って0になるんだっけ?

9は1増えるけど10ってどうなるんだっけ?

以上・以下ってその数入ったかな?

と知識量が増えるにしたがって既存の知識が曖昧になったり、小問の数字に飛び付き大問を読み飛ばして混乱したりというミスを犯しやすくなります。
そのため、更に丁寧に問題を読み解くトレーニングが求められます。

うっかりミスと呼ばれたりしますが、うっかりでも理解不足でも間違いは間違いになってしまいます。その度に、基本に戻り、言葉の確認、覚え直しを、今までやってきたB4サイズの紙を用いて復習しました。

確認、見直し(解き直し)は基本の作業。

これらができて初めてできたなんだよ!

と足元をすくわれない学習習慣が身に付くように指導しました。

最近、
『算数得意かも。できるようになってきた。』
と言うようになったんですよ。

とお母様も子どもの気持ちや発言に変化が表れたことを喜んでおられました。

少人数に編成されている算数のクラスも、

基礎クラスから標準クラスにあがれたよ!

と生徒もますますやる気を見せ、自信を取り戻した様子でした。

段階的に一つずつ、積み残しのない学習に重点を置いた指導により、つまずきが
得意に変わってくれると嬉しいです。

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